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映画「24アワー・パーティー・ピープル」は、案外(?)新鮮でおもしろかった。

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映画「24アワー・パーティー・ピープル」を見た。
「あれ?なんで、この映画知ったんだっけ?」と思ったら。。。

Suedeマットが、こんなツイートをしていたのでした。
(また、Suedeで、すみません。でも、一瞬忘れてたんだよね。)
で、「Hacienda」って何だ?とか思ったのです。

調べていくと、Wikipediaに、「24アワー・パーティー・ピープル」のことも書かれていて、ちょっとおもしろそうかな?と思って、見てみようと思ったのでした。
実は、TSUTAYA DISCASのサイトの利用者のレビューとか見たら、あんまりおもしろそうな感じではなく。。。
この辺の音楽を好きな人にはおもしろいかもしれないけど、そうじゃない人には退屈な映画って感じで書かれていた。
だがね、、、「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」はグラムロックの時代を扱った映画だけど、グラム好きの私が見ても、映画館で見たときは「退屈な映画」だと思ったよ。どんとこい!
そんなわけで、レビューの不評をあっさりクリアし、借りてみたのです。
あの、、、なんたって、月8枚のペースを全然クリアできていないという事情もありまして。。。

が、ですね。
見てみたら、これが案外、わかりやすくて、おもしろかったんです♪

「それは何故か?」
と言ったら、主人公のトニー・ウィルソン役の俳優さんが、その都度、説明をしてくれるのね。
その都度、解説付きなので、わかりやすかったんですよ。
中には、「今のプロデューサー役の人が、本物のトニー・ウィルソン(意訳)」なんてのもあったよね。
そう、結構、ミュージシャンも本人役等で出てたりするから、それもおもしろいよね。

ざっくりとした内容としては、、、
1980年代後半~90年代初めに、マンチェスターから起こったムーブメント「マッドチェスター(おマンチェ?)」の中心的な存在だったインディ・レーベル「ファクトリー・レコード」の社長だったトニー・ウィルソンの回顧録を基にした映画。
セックス・ピストルズのマンチェスターのライブに集まったのが、たったの42人だったとか。
その中に、モリッシーもいたってWikipediaの映画のページには書いてあったけど、映画には、ちゃんとは出てきてないかなぁ?
(追加)→「モリッシーが76年に書いた「セックス・ピストルズの”辛口”ライヴ評」が浮上! 」という児島由紀子さんの記事を偶然発見したのでリンク貼っておきます。

そのかわりと言ってはなんだけど、、、Wikipediaの映画のページで見つけた名前、ファクトリー・レコードアルバム・ジャケットを手がけていたという「ピーター・サヴィル」。
「うーん?どっかで聞いたような?」ってクリックしてみると、やっぱり!
スウェードの名前があった。(ついで言うと、パルプの名前もあったけど、置いとく。)
やっぱり、スウェードのアルバム・ジャケットを手がけていた人だった!

という訳で、いい感じに、Suedeに戻ってきたところで終わりにしたかったのだけれど。。。
Amazonを見てたら、今度は、本人達(トニー・ウィルソンピーター・サヴィル等)が出演している「シャドウプレイヤーズ – ファクトリー・レコードとマンチェスターのポスト・パンク 1978~81」なんていうのも見つけちゃいました。
こちらは、本人達が出てるっていうことは、ドキュメンタリーなのかな?
ちょっと興味。。。見ちゃうかも?!TSUTAYA次第だな。。。

追記。トニー・ウィルソンが勤務していたTV局が「グラナダTV」というのだけど。。。実は、YouTubeでSuedeの「Granada TV」で放送されたらしいライブ映像とかあって、、、「グラナダってスペイン?」って思っていたので(汗)、、、その謎が解明されたのが良かったです。マンチェスターだったんですね。。。

by カエレバ

▲わかりやすくて、むしろ、おもしろかった。

by カエレバ

▲これも見たくなった。。。(見ました→感想記事はこちら。)

by カエレバ

▲ピーター・サヴィルのアートワークを紹介した本

by カエレバ

Suedeの「coming up」は、ピーター・サヴィルのアートワーク。

by カエレバ

PULPは「This Is Hardcore」が、ピーター・サヴィルのアートワークみたい。

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映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」、の話は少なめです。

ソチ冬季オリンピックも終わりました。
浅田真央ちゃんがフリーで使用した曲がラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でした。

実はこの曲、Suedeが、10月に来日した「Blood Sports」Tourの時のオープニング曲が、このラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」だったのです。
なので、YouTubeで探して、聴きまくっていたので、すっかりおなじみの曲。

わたしのお気に入りは、こちら。(↑)
日本人ピアニストの辻井伸行さんの演奏。
イギリスでは、Promsと言って、クラシック音楽を気軽に聴けるイベントがあるのだそうで、そのときのもの。

そんな訳で、ラフマニノフにも、ちょっと興味を持ちつつあったところ、ラフマニノフ生涯を扱った映画があると知ったのです。
それが「ラフマニノフ ある愛の調べ」でした。
さっそく借りてみたところ、タイミング的に、真央ちゃんのフリーの日程にあってしまったのですが、なかなか時間が取れず、途切れ途切れに見ることになってしまいました。
そして、見終わった感想は。。。「あれ?」
生涯の映画と思っていたのですが、途中まででした。
しかも、ラストには、「創作であり事実と異なる」的なことも書かれている。

以下、ネタバレ的なあらすじなのですが。。。
ピアニストとして育ててもらったけれど、作曲に目覚め、恩師のいいつけを破ってまでも作曲を続けたために、絶縁状態に。
結構、気難しくて、いろいろな人とぶつかって、うまく行かない。
恩師に反対される中、「交響曲第1番」の演奏会を行うが失敗する場面では、「指揮者が、わざと失敗させたのでは?」と勘繰ってしまったくらい。(諸説あるそうです)
そんな中、従妹と結婚するが、教えている女学校の生徒とも親しくなり、、、この辺が創作かな?
その女学生には、亡命する際(?)に、助けられる。
この辺で「ある愛の」っていうのは、どっちの愛?とか思ったり。
でも、映画は時系列に進んでいないので、最初の方で、「作曲ができないのは、空気が違うからかな?」なんていうシーンも。
そう、亡命したのはいいが、10年も作曲ができなかった。(継続中)
そんな中で、気づいたのが、妻と娘との家族の愛。そんなところかな?
というか、そんなところで終わってしまった。「あれ?」なのだ。

ちょっと物足りない感じだったのだけれど、、、
これが、Suedeブレットと重なる感じがして、「何故、この曲を選んだんだろう?」とか思ってしまった。
でもね。
Suedeが復活するまでに約10年。(その間も結構いろいろ精力的やってたけどね)
その間に、結婚して、奥さんの連れ子くんともうまく行ってるみたいだし、可愛いBabyも。。。
日本から帰るとき、「そんな速攻で帰らなくても」って思ってたんだけど、そりゃ、速攻で帰るよね。笑。
結構、かわいい。
いつから、そんなにかわいくなったんだか。笑。
↑イマココ
なので、映画の終わりの感じに似ているのだ。
家庭の方は、そんな感じでうまくいくといいね。。。

そんな訳で、本当に映画の感想は、
いまいちなんだけど、、、(汗)
この後のラフマニノフが、どうなったのか?結構、長命だったみたいだし。
まだ、興味は尽きないですね。

▼「ラフマニノフ ある愛の調べ」予告編

浅田真央ちゃんのソチ五輪フリー演技

▼「のだめカンタービレ」の1シーン

by カエレバ

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「ベルベット・ゴールドマイン」と「アメリカン・ハッスル」

シド・アンド・ナンシー」の次に、流れで見たのは「ベルベット・ゴールドマイン」でした。
こちら、再発されていたみたいで、TSUTAYAで準新作扱いだったのです。

で、見てみたところ。。。
映画館で観たのと、、、違う、、、それは?
Jean Genie」がないな。。。
そうですか。。。

でも、なんか、、、映画館で観たときより、お話の流れが、わかりやすくなってる気がするんですけど。
たぶん、余計なシーンとか(許可がおりなかったシーンとか)を削ったからよね?
いや、「Jean Genie」が余計だとは言ってませんけど、、、お話の本筋とは関係ないよね。
ちょっとあれがなくって、がっかりしたは、したけど。
えっと、そんな訳で、映画館で観たときは、結構、途中で「あ、終わり?」と思って立とうとしてたり、、、意外に、退屈な映画だったんだけど。
DVDで観てみたら、お話の流れもわかりやすくて、良かった♪
ユアン・マクレガー、、、よく受けたよな、あの役、、、って思わなくもないけど、、、(デイブ・リー・ロスに似ていて♪)かっこよかったです♪

っていうか、この映画、どう考えても、クリスチャン・ベイルが主演なのに。。。

by カエレバ

アメリカン・ハッスル」は、同じく主演が、クリスチャン・ベイル
って言うか、最初、わかりませんでした。。。わからないよっ!
お腹ぽっこりだし、お腹以外も増量中だし、、、
一方、髪の毛は抜いちゃったらしいし、、、次、サムライの役できるよ?!って思いながら、、、観てましたけど。。。


▲うまい具合に、ぽっこりお腹がサムネイル!

詐欺師の役なんだけど、FBIの捜査に協力させられるっていう。
そして、想定の範囲外で、政治家の汚職?収賄絡みのネタが引っかかってきてしまったりして。。。
政治家って言っても、市長だから、全然大物でもないし(え?違う?)、、、
しかも、本当に街の発展のためにカジノを誘致したい!と頑張ってて、いい人だし。
途中で、ベイルの役のアーヴィンも、気が変わったと思うんだけど、、、
こんないい人、、、汚職とか言って逮捕しちゃっていいの?って思っちゃった。。。
ちょっと、「ダークナイト」のTwoFaceを思い出したけど、、、そんな二面性もない人で、見ながら、気の毒に思っちゃった。
で、、、どうするのかな?と思いながら見ていて、かなり窮地というか、どん詰まりな感じにまで追い詰められてからの、どんでん返しが!
おもしろかった!
あれですよね、「やられたら、やり返す。倍返しだ!」って感じで♪
これは、是非、観て欲しい!

で、、、この映画でも、「Jean Genie」がかかったのね。
この映画の曲は、映画の舞台となっている70年代の曲が選ばれているそうです。
どっちの映画もクリスチャン・ベイル主演だけど、ベイルとは無関係のシーンですが。。。

アメリカン・ハッスル(デヴィッド・O・ラッセル監督) [DVD]
B00HZZ5UXU
▲主演なので(強調!)真ん中がクリスチャン・ベイルです。

余談だけど、、、クリスチャン・ベイルのぽっこりお腹を観て、、、
1999年に見たときのSuedeブレットのぽっこりお腹を思い出しちゃった。
でも、、、あれで終わりじゃなくて、「イメージ塗り替えてくれて良かったよ。本当に、良かった!」とか、しみじみ思っちゃいました。。。汗

そう言えば、ヒゲをはやしたクリスチャン・ベイルを、PULPジャービス・コッカーが自分の真似をしてるみたいに言ってるようですが、、、お腹もジャービスの真似ですか?(いや、見たことないけど)


▲「ベルベット・ゴールドマイン」にはPULPは「We are the boyz」を提供。
PULPがGLAM?って感じですが、はまってました♪
ベルベット・ゴールドマイン繋がりとは思うんですが、交流あるんですね?