カテゴリー別アーカイブ: 日記

ブレット・アンダーソン自伝『Coal Black Mornings』を読みたい。

[広告]

ちょっと時間が経っちゃいましたが、Suedeのブレット・アンダーソンが自伝を出版しました。

まず、、、以前に「自伝を書くのは格好悪い」的なこと、言ってなかったっけ?と突っ込まずにはいられませんが、ブレットって、そんな人です。

Coal Black Mornings by Brett Anderson

そう言えば、何故か、またまたPULPのジャービス・コッカーも自伝らしき本を出版するという情報が同時期に発表されたのですが、どうなったのでしょう?
(何故か、いつも被る?被せてるの?)

今回の自伝は、日本語に訳されるかも不明だったのと、ちょうど「英語の本を読んでみよう」と思った時期でもあったので、「ブレットが書いたままの文章で読んでみるのもいいかな?」と思い、お取り寄せすることにしました。

洋書を扱っている本屋さんも多いですが、そこに平積みされている様子も想像できない。。。
紀伊国屋書店ウェブストアで検索してみたら、ヒットしたので、そこでお取り寄せすることにしました。
どうやら、英国では発売されたけれど、米国では未発売の様子です。
下の方にありますが、「イギリス(GB)から取り寄せる」にチェックを入れて、お取り寄せ出来ます。

余談ですが、「ハリーポッター」の話でも、英国ではそこそこしか売れてなかったけど、ブックフェアに出したら、米国の出版社が版権を買ったときにすごい値をつけて、一夜にして億万長者みたいな感じでしたよね。
それがニュースになって、イギリスでも売れ、全世界に広がっていったんです。
同じ英語を使っていて、翻訳するわけじゃないのに、アメリカで出版するまでに時間がかかるのって不思議です。
物理的なことじゃなくて、ビジネス的なことなんだろうとは思いますが。

同時に、日本の本も発注したのですが、それぞれ別々に発送され、ブレ本の方は1週間ほど遅れて届きました。
紀伊国屋さん経由だったので、英国からの取り寄せも、配送も、心配していませんでした。
ハードカバーで、ちゃんと美品が届きましたよ。(上の写真が届いた現物です)

Coal Black Mornings

Brett Anderson Little, Brown UK 2018-10-02
売り上げランキング : 58253

by ヨメレバ

紀伊国屋で取り寄せしたと言ってるのに、リンクがつながってないみたいですみません。(洋書がダメみたい)
トップページから、検索窓を「洋書を探す」にして、ISBN「9781408710500」または、タイトル、ブレットの名前でもヒットします。
是非、お手元に!

【追加】Suedeの新譜が9月21日発売と決定したようです。

The Blue Hour
by カエレバ
[広告]

「フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2 」に参加してきました。

6月10日に開催された『フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐる冒険Vol.2』という英国と本に関するイベントがあったので参加してきました。
こちらは、川合亮平さんとIshino Youichiさんのイベントで、川合さんのTwitterで知りました。
そう言えば、開始前くらいの挙手アンケートで「Twitterで知った人?」と聞かれて挙手しましたが、「Twitterでしか告知してないんだから、当たり前か」とノリ突っ込み?!から始まりました。おふたりとも関西人です。
あと、「カズオ・イジグロがSirになった」という話題もちらっと。(知らなかった!)

1.イギリスの本屋さん

まずは、イギリスの本屋さんの紹介から。
Foyles」というチャリング・クロス駅の近くにある6階建ての書店で、5階にカフェがあるそうです。
チャリング・クロス界隈は古本屋街になっているそうです。

それから、珍しい雑誌だけの本屋さん「Mag Culture」は、世界中の雑誌を集めて売っているのだそう。
その数350~400!すごい!
日本の雑誌も、もちろんあって、『ポパイ』と『Shu-kyu』というサッカーの雑誌が人気なのだとか。
ファーリンドン駅のバービカンの近くだそうです。

フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2
川に浮かんだボートがお店の古本屋さんは、レコードなども置いてあったりするらしい。
その名も「Word On The Water」。
ちょっと通りかかってみたいな。
キングス・クロス駅の近くにあるそうです。

リブレリア」というイーストロンドンにある天井がガラス張り(?)の本屋さんは前回紹介されたそうなので、ちらっとだけでしたが、本のジャンル分けが変わっているそうです。
「○○なときに読む本」みたいな感じ?

それから、最後に、エジンバラへ!
John Kay’s」というエジンバラ大学の裏手にある古本屋は、アンティークなども置いてあるお店だそうです。
「ビザード・ボーイ」というハリポタのお店の近くにあるそうです。
このお店には「エフェメラ」という古紙もあるそうで、、、「エフェメラ」ってちょっと前に調べたなぁ?と思いつつ聞いていました。

エフェメラ」というのは、主に一枚ものの紙の印刷物などで、長期に保存されることを意図していないもののことだそうです。例えば「ポストカード」「栞」「ポスター」「チラシ」や「マッチ箱」など。収集した成果が本になっていたりしますよね。
こういうところに、その時代らしさが出ていたりするんですよね。
そう言えば、最近、飲食店などで「コースター」をもらうことが多いです。「コースター」も、まさに「エフェメラ」ですね。

2.ディケンズ博物館

さて、ここでロンドンに戻って、今度は「ディケンズ博物館」の紹介です。
ディケンズと言えば、英国の国民的な作家です。

フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2
ちょっとクイズなどを挟んだのですが、1992年~2003年まで10ポンド札の顔になっていたそうです。その前は、ジェーン・オースティンが10ポンド札の顔だったので、10ポンド札は作家枠かな?というお話でした。(夏目漱石も1000円札で、ちょうど10ポンドくらい?)

フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2
ディケンズ博物館」は、ディケンズの住んでいた家で、「ブループラーク」があります。
ブループラーク」は、作家など有名人の住んでいた家などや、歴史的な出来事のあった場所などにつけられている「青い銘板」です。
この「ブループラーク」を集めた本も出ています。

ディケンズ博物館」は、ディケンズの住んでいた家だけあって、閑静な住宅街の中にあるそうです。この住宅街の雰囲気がとてもいいそうです。ファーリンドン駅の近くにあるそうです。
また、博物館の中も、ディケンズの生きていたヴィクトリア朝時代の生活を感じさせるように部屋を再現しているそうです。

3.フランケンシュタイン200周年

今年は「フランケンシュタイン200周年」ということで、大英図書館などでイベントが開催されているそうです。

ここから、作者であるメアリー・シェリーの紹介も兼ねたクイズコーナー!
が、一問目が、むずかし過ぎて、早速脱落しました!
その質問とは?!

フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2
メアリー・シェリーのお母さんの職業は?
答えは「社会思想家」でした。
これですでに、お土産10個(?)に対して10人くらいに絞られました。。。早いよ!
わたしは、2番の「男性名を使ったSF作家」にどきどきしつつ、それではないことはたしかなので、別の答えに手を挙げたのに、外しました。。。

そして、このメアリー・シェリーのお母さんは、メアリー・ウルストンクラフトと言って、フェミニズムの創始者とも言われる人なのだそうです。
彼女の亡くなった家にも「ブループラーク」があるそうですが、この家は、同時にメアリー・シェリーの生まれた家でもあるそうです。
何故なら、この家でメアリー・シェリーを出産して、10日後くらいに亡くなってしまったのだそうです。
この家は、テートモダンの裏あたりにあるそうです。

さて、次にメアリー・シェリーの夫は?と言うと、パーシー・シェリーという結構年上の詩人で、不倫だったそうで、ふたりは駆け落ちをしたそうです。。。
その駆け落ちの間に、バイロンの別荘のあったレマン湖で過ごしていたことがあったそうですが、この当時はこういう別荘などがサロンのようになり、作家や詩人など芸術家たちが集まっていたようです。
その集まりの時に、「怪談を書いて持ち寄ろう」という提案をしたのがバイロン
そして、その提案に対して、ちゃんと小説を書いてきたのはメアリーだけだったそうです。
このバイロンの提案によって書き始めたのがメアリー18歳、書き終えたのが20歳くらいだそうです。若い!
メアリー・シェリーの人生もなかなか波乱万丈でおもしろそうです。

4.シェイクピアとストラトフォード・アポン・エイボン

ストラトフォード・アポン・エイボンは、シェイクスピアの生地として有名な街です。
ロンドンから1時間くらいで行けて、ぎりぎり日帰りできるかも?というところのようです。
また、イギリス人が住みたい街No.1なのだとか。

そして、Ishinoさんが訪れた日は、偶然にもシェイクスピアの誕生日である4月23日の近くの週末だったとか。(ちなみに、シェイクスピアは命日も同じ日なのだとか)
そうそう、ロンドンで近所に住むお婆さんが本好きで、ロンドンの本屋さん情報などは、ほとんどそのお婆さん情報が元になっているくらい、お詳しいそうです。そのお婆さんに「ストラトフォード・アポン・エイボンに行く」と伝えたら「シェイクスピアの誕生日が近い」と即座に返ってきたそうです。
それぐらいしか知らなくて行ってみたら、着いた途端に通りで、シェイクスピアの時代の衣装を着た人たちが、お祭りをやっていて、びっくりしたそうです!大きなバースデーケーキの中から、シェイクスピア役の人が出てくる動画を見せてもらいました。
ストラトフォード・アポン・エイボンは、街中で、衣装を着た街の人が劇をやっているとか聞いたことがありますが、着いていきなりはすごいですね。(ある意味、持ってる)

そして、ストラトフォード・アポン・エイボンは、春がいいそうです。
見せてもらった写真は、桜をはじめ、きれいな花や、若葉の緑がいっぱいでした。
川合さんは、冬しか行ったことがないそうです。。。

フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2
Hall’s croft」は、シェイクスピアの娘の家で、庭に桜の木があり綺麗だったそうです。
アン・ハサウェイの家」は、、、現代の女優さんを知っていると一瞬「?」が頭に浮かびますが、シェイクスピアの8歳年上の妻アン・ハサウェイの生家です。
ここは、ちょっと離れた場所にあるそうですが、シェイクスピアもそこまで歩いて通っていたそうです。
ここも庭がきれいで、特に薔薇がきれいなのだそうです。

さて、川合さん情報で、「唯一シェイクスピアの台詞が書かれているポストが、ハイストリート25番地にある」とIshinoさんは聞いていたそうです。
「見つかるわけないよ」と思っていたそうですが、偶然にも見つかったそうです!
(やっぱり、持ってるかな?)
フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2

ストラトフォード・アポン・エイボンには、シェイクスピアに関するブックショップ「チョーサーヘッド・ブックショップ」というお店もあるそうです。

そして、間に入れ損っていますが、川合亮平さんの翻訳本が出るそうです。
今回は、間に、この本の紹介が入りました。(CMです)
一言であらすじを書いてみよう」という本で、全編関西弁訳なのだそうです。

世界名作“ひとこと”劇場 読んどけばよかった、でもきっと読まない、名作文学の短すぎるあらすじ101選 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

ジョン アトキンソン ハーパーコリンズ・ジャパン 2018-06-23
売り上げランキング : 65151

by ヨメレバ

これ、、、原著で読みたいな。。。(汗)
あ、両方買えばいいですよね。。。

あと、最後に川合さんのオススメの本の紹介がありました。
ロアルド・ダールの「アンブレラ・マン」という大人向けの短編集です。

The Umbrella Man and Other Stories

Roald Dahl Speak 2004-01-01
売り上げランキング : 76105

by ヨメレバ

一応、大人向けということですが、短編集なので、一話一話はすぐ読めるそうです。
これなら、読めそうかなぁ?と思っています。

この会の終わりに、ブッククラブのオフ会がありますとのことでした。
その場は帰ってしまったのですが、後日、ブッククラブに加入してみました。

▼川合亮平さんの著書は2冊持っていたので、サインしてもらいました。
フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2  川合亮平さん著書
▼それぞれに違うメッセージを入れてくださいました。ありがとうございます♪
フランケンからシェイクスピアまで。「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2  川合亮平さんサイン

※実は、近くに三省堂の本店があると知り、ちょっと行ってみたのでした。
ハッカが売られていました。創業者の方の出身地がハッカの産地なのだそうです。

北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー
by カエレバ

▲一拭き手首につけて、こめかみなどに添付すると、さっぱり眠気も冷めるそうです!
キャンディなどもあります。

[広告]

The Very Best of Red’s at 東京国際フォーラム 27 May,2018

レッドウォーリアーズの東京国際フォーラム・ホールAのライブに行って来ました!
今回は、レッドウォーリアーズとも縁の深い、FM NACK5(795)の30周年記念ライブでした。

The Very Best of Red's

東京国際フォーラムは、何度も行ったことあるけど、ライブは実は初めてでした!
2階席は、なかなか急な坂のようでしたが、通路側だったので、とても見やすくて良かったです。

ライブは、事前にあったアンケートで、ファンが選んだ曲が演奏されるというものでした。
他のバンドでは聞いたことがありますが、レッドウォーリアーズでは、これは初めて、ですよね?
どんな曲が選ばれるのか、楽しみでしたが。。。
その前に、、、自分が何に投票したのか、覚えていません!
割とベタなファンなので、、、「Lady Blue」とか「John」あたりか?
それって、この前もやったよね?みたいな感じです。
実は、この前の中野サンプラザ昼の部は、わたし的には、なかなかベストな選曲でした。

だけれども!
いきなりの「Still of the night」は、カッコ良かった!
もしかしたら、わたしがリアルタイムで聴いたレッドウォーリアーズの一番最初のシングルは「Still of the night」だったんじゃないかと思います。

前にも書いたと思いますが、受験生だったので、晴れて合格して「ライブに行くぞ!」と思っていたツアーがラストツアーになり、、、初めて行ったワンマンが西武球場でした。
その前に、日比谷野音であったイベントに行きましたけどね。

The Very Best of Red's

それでも、事前に発表になったリストに「Another day,Another time」があり、心が震えました。
これ、隠れた名曲ですよね。さすが、ファンの皆さん!
Outsider」と似た感じのする、乾いた空気感のギター進行と、意外にウェットな歌詞がミスマッチせずに絶妙な、レッドウォーリアーズらしい曲だと思います。
でも、他の曲が演奏される割に、あまり演奏されて来なかったと思います。
これから定番になってもいいな♪

それから「Shakin’ funky night」はシャケさんが歌う曲♪
懐かしい♪
今回は黒で決めていたシャケさん、相変わらずかっこいいです。
この曲、いつもはユカイくんが合いの手(?)を入れていた曲ですが、今回は、キヨシくんと一緒に歌っていましたね。
キヨシくん、かなりノリノリで(笑)元気そうだったのですが、そう言えば、ライブ前日に調子悪いようなことを言っていましたね。
あと、キヨシくんのメンバー紹介のときに(Twitterで)「ギラッチ!」をするようにと言っていたはずなのに、メンバー紹介はスルーして、、、後でいっぱいやってくれました♪
キヨシくん、もっとしゃべってくれてもいいのになぁ。

そして、今回も、ちあぼん調べで一番コンマくんっぽい西川さん(最上級の褒めですよ!)と、相変わらず両手でVサインでバルタン星人のような三国さんがサポートしてくださいました。
ありがとうございました。

それから!やっぱり天気は快晴!
晴れ男のユカイくん、、、最初の大きなドット(水玉)の衣装が印象的でしたが、その中に小さな水玉のシャツを着ていたらしい!水玉ON水玉!さすがです。
ストーンズの初来日ライブで見たキース・リチャーズが、アニマル柄ONアニマル柄だったのを思い出しました。(ヒョウ柄にゼブラ柄だったかな?)
でも、ユカイくんにはミック・ジャガーを超えて行って欲しいです。(ボーカリストだからね)

今回は、つい先日亡くなった西城秀樹さんのことも、ユカイくんが話してくれました。
マイクスタンドを振り回すスタイルは、西城秀樹さんの影響が一番初めなのだそうです。
そして「ブルー・スカイ・ブルー」の一節を、アカペラで歌ってくれました。
これも、絶唱。良かったです。

The Very Best of Red's

あと、また今回も、ユカイくんから「写真撮っていいよ」というお言葉があり、撮りました。
だがしかし、ほぼ踊って歌ってるので、写真撮る暇なんてないんですよ。
「今がすべてさ、いつだって」ですからね。

でも、、、最後に、あれがありました。
記念撮影」です。
西武球場であったラストライブの最後に、ユカイくんが「記念撮影するぜ!」と言い、メンバーが客席をバックに写真を撮ったのです。
今回の「記念撮影」を客席側から撮ったのですが、なんかいい感じに撮れていたので見てくださいね。

The Very Best of Red's

<SET LIST>
1.Still of the night
2.Shock me
3.Foolish gambler
4.Outsider
5.Lady blue
6.7th strip
7.Monky dancin’
8.野生の風
9.Another day,Another time
10.Shakin’ funky night
11.Black jack woman
12.Morning after
13.ルシアンヒルの上で
14.Bad luck boogie
15.Rollin down the street
16.Wild cherry
17.Casino drive

18.Royal straight flush R&R
19.John
20.バラとワイン