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小田原城ミューゼで「寄木手作りコースター」体験に参加してきました。

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夏休み小田原ものづくり体験ウィーク!」と題して、寄木細工鋳物ガラス細工などの「ものづくり体験」が、小田原城本丸にある「小田原城ミューゼ」で開催されていました。
わたしも「小田原でも寄木細工の手作り体験ができるんだ!」と、「寄木手作りコースター」体験に参加するため行ってきました。

夏季限定の「ものづくり」体験!

わたしが参加した8月9日の講師・石川裕貴さん(雑木囃子)にお聞きしたところ、小田原無尽蔵プロジェクト「ものづくり・デザイン・アート 小田原もあ」の職人・作家たちが日替わりで手作り体験ワークショップを開催されているそうです。
小田原城ミューゼでは今年で3回目、夏期限定で開催されています。

わたしが行ったときは、小さな子供たちが多かったですが、大人でも参加可能とのことです。
予約優先ですが、空いていれば、すぐに体験可能だそうです。

「寄木手作りコースター」体験レポート

1.まずは、寄木体験キットを購入、参加費は材料費の800円だけです。
寄木コースターキット(800円)
寄木パーツ、パーツを接着するボンド、作業をするクリアファイルがセットになっています。

2.クリアファイルの上で、自分の好きな形にパーツを並べてみます。
デザイン見本もありますが、自分の好きなように作ってもいいそうです。
手作り寄木コースター体験 自分でデザインを考えてみる
▲いろいろと組み合わせてみます。
手作り寄木コースター体験 デザインが決まったらパーツをまとめてみる
▲デザインが決まったら、パーツを組み合わせてまとめてみます。
手作り寄木コースター体験 パーツを組み合わせる

3.寄木パーツボンドで接着します。
寄木コースター体験 ボンドで接着

接着が完了したら、少し乾くまで、小田原城などを散策してもいいそうです。
その間、預かって、乾かしておいてもらえます。

手作り寄木コースター体験

ボンドが完全に乾くのは、3時間くらいかかるそうですが、クリアファイルに接着したまま受け取り、家に帰ってからはがせばいいそうです。


▲動画にまとめました。よかったら見てください。

寄木細工の模様をつくる天然の木

講師の石川さんが、ちらりと「赤い木は、アフリカの木でパドックと言います。」と言われていたので、寄木細工に使われている木について、さらに詳しく聞いてみました。

今回の寄木細工キットでは、6種類の天然の木が使われているそうです。

赤   パドック
緑   ホオの木
黄   モビンギ
白   ミズキ
うす茶 ナトウ
黒   ウォールナッツ(クルミ)

これらの天然の木の色を組み合わせて模様を作るのが、寄木細工で、もともとは箱根の山の木で作られていたそうです。
ですが、箱根の山は、現在、国立公園に指定されているため、木を切ることができないので、全国各地の木や、海外から輸入された木が使用されているそうです。

「寄木細工」体験に参加して

完成した「手作り寄木コースター」
▲完成!ボンドは、乾くと透明になります。

今回、はじめて「寄木細工」を体験しました。
乾かされている途中の、他の参加者の方の「手作り寄木コースター」も見せてもらったのですが、同じパーツを組み合わせても、いろいろなデザインで作れるおもしろさを感じました。
また、同じデザインでも色の組み合わせで違った雰囲気になったり、ちょっとだけ組み合わせ方をずらして真ん中に穴が開くだけで、違ったデザインになったり、無限のおもしろさを秘めていると思いました。

夏期限定で、日替わりの体験講座ですが、小田原城に行ったら、小田原城ミューゼで「何か体験講座をやっていないかな?」と覗いてみるといいですね。

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