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映画『キング・アーサー』は速い!続編が楽しみ♪

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映画『キング・アーサー』を観てきました。
アーサー王伝説」は、子供の頃、アニメでやっていて、すごく好きだったので懐かしいです。

監督は、ガイ・リッチー
そして、ジュード・ロウが、アーサーの叔父のヴォーティガン役で、悪役を演じているというのが、観る前からの楽しみでした。
どうなのかしら?映画の見どころとしては、わたしはジュード・ロウの悪役だと思ったんだけど。
で、、、結局、ジュード・ロウは(ハゲたところで)カッコ良かったです。
もっと、もっと悪役なジュード・ロウが観たい!けど、、、もうこのシリーズには出ないのね、もったいない。


▲映画『キング・アーサー』特別映像(ジュード・ロウ篇) 【HD】

はい、お話は、「え?そこ?!」っていうくらい、あっさりと終わりました。
たぶん、アニメで観たのも(全く思い出せないけれど)もっとすっごく長いお話だったイメージなので、続くんですよね。
コケなければ、という条件付きかしら?

だがしかし!
古典的な英雄伝説の映画と思っていたら、すごく現代的で、スピード感あふれる演出でした。
4DXとかでも上映されていて、観る前には「そういう映画なんだっけ?」と思っていたのですが、観てみたら、納得です。
たしかに、水しぶきとかを浴びながら観たら、より臨場感溢れるような気もする。

あぁ、そうそう。いろいろな人種の人が出てきて、(ポリコレって言うやつ?)いろいろな訛りで話してて、「これ、通じるのかな?」っていうくらい好き勝手に訛ってました。
だがしかし、あれくらい古代だと、本当にあんな感じにいろいろな言葉でしゃべってたりしたのかも?なんて、妙に納得しながら観ちゃっていました。
あと、イギリス人っていうのも、いろいろな人種の人がどんどんやってきて、今に至っているんだろうから、いろいろな人がいてもおかしくないですよね。きっと。

それはそうと、着ている服が、現代的な感じがしました。どうなのかしら?
アーサーが来ているのはTシャツみたいに見えるし。
ヴォーティガン役のジュード・ロウは、ノーネクタイで白いシャツにスーツみたいにしか見えなくて。。。
わざとなのかなぁ?
あ、でも鎧姿も似合ってましたけどね。

もうひとつの見どころは、イギリスの自然ですよね!
アーサー王伝説」のゆかりの地でもあるウェールズ地方で撮影されたらしいです。
それにしても、凄い!
イギリスって都会なイメージなのですが、こんな大自然が残っているんですね。
しかも、本当にアーサー王に関係のある土地だったりもするらしく、ロケ地巡り好きとしては行ってみたい気満々ですが、なかなか難しそうかなぁ?
あと、スラムの街も、迷路みたいで、、、あれは、やはりセットなんですよね。
モデルになった街とかあるのかなぁ?と興味深々です。

映画は、アーサーが聖剣エクスカリバーを手に入れ、円卓の騎士が紹介されたところで終わりでした。
「え~?ここからでしょう?!」という感じです。
続きがとても楽しみです。

あ、あと個人的には、「スサノオ伝説」をこのスピード感で映画化してくれる監督とかいないのかなぁ?と思っています。

とりあえず、ローズマリー・サトクリフアーサー王3部作でも読んでみようかな?

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▲映画『キング・アーサー』本予告 【HD】

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映画『ヴィクトリア女王 世紀の愛』若きヴィクトリア女王、、、その後も知りたい。

『ヴィクトリア女王 世紀の愛』を観ました。
やはり、ヴィクトリア朝を知るには、ヴィクトリア女王からですよね。
この映画は、若き日のヴィクトリア女王とアルバート王子との「世紀の愛」を描いたもの。
そこで描かれる若きヴィクトリア女王は、現代の英国女性にも通じる自立しプライドを持った女性でした。カッコイイ!

と言っても、たまには「あなたは強いのではない。強情なのよ」と諭されたり。。。
「見かけより強い」と言ったことを引用されて、逆に励まされたり。。。
でも、本当に国を、国民を思う余り、行き過ぎてしまったり、また、周りに利用されていて思うように行かなかったり。。。
そんな中、ひとりで、孤独感や不安を感じていたのだろうな。
そのとき、信頼している首相のメルバーンは、はぐらかすのに、同じように国民の生活を考えてくれ、具体的なことまでも考えてくれるアルバート王子は、同じ方向を向いているっていう信頼感を感じさせたのではないだろうか。

映画の中では、アルバート王子が、自分の好きな小説やオペラを覚えて、話を合わせてきていることに気付くヴィクトリア。さらに気付かれたことに気付いたアルバート。。。
というか、本当は自分の好きなオペラをヴィクトリアも好きだった!なのに、教育係の言うように話を合わせてしまったので、アルバートは後悔したんじゃないだろうか。
このあたりで、完全にアルバートの方が、ちょっと勝気だけど、自分と同じように孤独感を抱えているヴィクトリアに魅かれてしまっているようだ。
映画の中では、まだヴィクトリアは決めかねている感じだったけれど、、、実際には、アルバートが帰った後、アルバートを紹介してくれたことに感謝する手紙を送っていたらしい。老国王ウィリアム4世のおすすめの王子とか、ダンスを踊らないといけない王子などもいたようなので、自分が幸せになれる人に出会えたという想いがアルバートに対してはあったのだろうな♪
出会いは、周りが政略結婚の目論見だったのかもしれないけど、意外にもお互いに、ほぼ一目惚れ状態で、微笑ましいくらいだ。

が、、、今度は逆に、アルバート王子が出来過ぎで、メルバーンが失脚した後、メルバーン派のヴィクトリアに嫌われているピール首相などは、しきたりにとらわれないアルバート王子の方に話をして進めてしまうので、ヴィクトリアが怒ってしまったり、なかなかうまく行かない。。。
そんな夫婦喧嘩の中でも、公務に出掛ける馬車上で、ヴィクトリアがピストルで狙われたのを庇い、被弾するアルバート王子。。。
この頃、アルバート王子は、ヴィクトリア女王の夫というだけで、本当に何も位がなかったらしい。本当にアルバート王子は、ヴィクトリアの欠点も含めて、愛していたんだろうな。
本当におとぎ話の王子様みたいじゃないか。。。
いや、それ以上の、本当に出来過ぎなくらいの王子様。。。
ロマンチックなお話は、とても良かった。
その後の、子だくさんの話や、ヴィクトリア女王は残りの半生を42歳で亡くなってしまったアルバート公の喪に服していたとか、再婚もしていないとかもいいんだけど、、、アルバート公が仕切って成功したロンドン万博のこととかをもっと知りたかったな。
ヴィクトリア女王は、81歳まで生きてるので、アルバート公といたのは、人生のほんの4分の1の期間だったなんて、ちょっと悲しい。
ヴィクトリア女王の大河ドラマとかあったら見るんだけどな。

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映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』をあらためて見直すと、ジョニーはデイブ・ヴァニアンがお好き?!

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観直しました。
何故なら。。。

気付いてしまったのです。
ジョニーの演じる「スウィニー・トッド」(ベンジャミン・バーカー)が、、、
魔王時代のデイブ・ヴァニアンをモデルにしていることに。。。

この黒髪に、白く染め抜いているのが、まったく同じ。。。
公開当時、わたしは、ジョニーと仲の良いジョー・ペリーを参考にしたかな?と思っていました。
だけど、位置が違うんですね。ジョー・ペリーは耳の横辺りだったから。

そう思って見てみると、、、「シザーハンズ」のエドワード・シザーハンズも、初期のヴァニアンのイメージなのかもしれない。

The Damned David Vanian
▲可愛すぎる♪

と言っても、初期はドラキュラでスーツのイメージだから、革ジャンはちょっと珍しいし、パンツはブラックジーンズだったりするので、シザーハンズみたいなオール革とも違うけど。。。
顔色が白くて、目の周りが黒いメイクも、ちょっと違うけど、似てるって言えば似てる。

ちなみに、「シザーハンズ」公開の1990年よりも前だと、1986年にダムドはアメリカツアーをやっています。
この頃ジョニーは音楽活動をしていた(はず、な)ので、「ダムドのライブをどこかで見ていたりするのではないか?」と想像すると楽しいです。

そして、何故か、すれ違いまくっていたダムドですが、ジョニー・デップ経由で、間接的に知っていて影響を受けていたのですね。。。

「スウィニー・トッド」の方に戻ると、昔は、「ジョニー、歌うまい!」と思って見ていたのに、、、
今は、「やっぱりヴァニさんの方がうまいな、、、」と思ってしまっていました。
でも、ジョニーも歌うまいです。
だけど、、、ヴァニさんバージョンの「スウィニー・トッド」も観てみたかった!
もう、戻れない・・・。

by カエレバ