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【Help-Toshokan Tour】②宮古市立図書館・田老分室編

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ツアーから無事に戻ってきました。
帰路も、いろいろあったのですが、それは追々。
そして、頭の中が整理できてなかったので、ちょっと中断しました。。。

田老町(現在は宮古市)地図

ツアー二日目は、盛岡市を後にし、バスで移動。
宮古市を目指します。
宮古市は、「本州最東端のまち」だそうで、盛岡から東へ約90Km、おおよそ2時間の大移動です。
そして、まずは、田老町の分館へ。
※田老町は、現在は宮古市に合併されています。

宮古市立図書館田老分室入口

田老分室は、地震発生当時、利用者は2名。
職員も利用者も全員無事避難できたけれど、分室は床上浸水(15cm程度)。

その後、隣接の勤労福祉センター(体育館)が、遺体安置所、物資保管庫になり、職員の方は、その対応に追われることになったそうです。
また、8月になってから、支援物資がたくさん届く、ということもあったそうです。

分室は、業者に清掃してもらっていたが、床上浸水部分の床(木製)が、黒く変色、金属製の書架は錆が発生し使用できない状態。
宮古市立図書館田老分室の床上浸水し、その後、黒ずんだ床宮古市立図書館田老分室の剥がれた床と錆びた書架

また、被災を免れた図書を、そのまま分室で保管していたが、夏場にカビが発生し、隣接の体育館内にある、換気のいい和室に移動し、保管中。

宮古市立図書館田老分室から、カビ発生のため、避難中の図書群

10月から、利用者の要望があり、田老総合事務所の一室を借りて、週2日(火・金曜日、10時から14時まで)で、緊急に開館することになったそうです。
田老総合事務所は、少し離れた場所にあり、ちょっと高台になっていました。

宮古市立田老総合事務所(外観)
田老総合事務所前の津波防災の町宣言(平成15年3月3日の日付有)
▲田老総合事務所前にある「津波防災の町宣言」(平成15年3月3日の日付有)。
壁にも「津波防災都市宣言」(平成19年3月3日)が掲げられていました。

臨時開館当初は、小説は、読めないような感じで、雑誌などをぱらぱらと眺めるような感じ。
また、利用者同士で、編み物の本を勧め合う様子が見られたそうです。
今まで、利用していなかった方の利用もあったそうです。

田老総合事務所内で臨時開館中のカウンタ

図書館システムは、現在も使用不能。
それでも、ノートパソコンひとつで、管理されている様子でした。

田老総合事務所内で臨時開館中図書室の書架(新刊!)

ちなみに、新刊本も、新しい雑誌も入っていました!
「KAGEROU」や「謎解きはディナーのあとで」の表紙も見えます。

震災以前は、学校も近くにあったので、児童の利用が多かったそうですが、
今は、スクールバスで学校から仮設住宅へ移動してしまうため、児童の利用がなくなってしまったそうです。
これは、ちょっと残念ですね。

余談ではありますが。。。
被災しなかった図書であっても、カビが発生するなどしています。
また、復興計画が、まだ決まらないため、「どうにもできない」状態だそうです。
本を送りたい(贈りたい)という問い合わせもあるようでしたが、
今、送っても、置き場もない、保管もままならない。
手も回らないだろうし、余計な作業を増やしてしまうことになるかも?
カビが発生したりしても、衛生的にも問題が出てくるかもしれない、等々。
今、本を送らないという善意もあると思いました。
参考までに。→ 「本を送りません宣言」(仮称)

宮古市立図書館も、行く予定だったと思っていたのですが、
日程表にもあるような、、、
でも、写真も記憶もないので、行っていないと思います。(汗)

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