駐日英国大使館大使公邸で開かれた「ハート・オブ・イングランド」レセプションに、英国アンバサダーとして参加してきました。
英国政府観光庁、バーミンガム観光局、バーミンガムエアポート、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)、トルコ航空主催の観光セミナーでした。
英国へは、まだロンドンしか行ったことがなく、(しかもだいぶん前)
シェイクスピアの故郷として有名なストラトフォード・アポン・エイボンは、
大好きなSuedeのサイモンの故郷でもあり、(ニールも?)
もちろん、古き良き時代のイメージの残る街並みもロマンチックで、一度は訪れてみたい憧れの街でもあります。
バーミンガムは、名前は、よく聞くけど、というくらいでした。
そういえば、やはりSuedeファンの女の子の留学先がバーミンガムで、
東京から名古屋くらいの距離で、「住むのにはいい街」とTwitterで書かれているのを見ました。
「英国第二の都市」と言われるイメージが、なんとなくわかりました。
「ハート・オブ・イングランド」と言うキャッチフレーズも、英国の真ん中あたり(ハート)にあるという意味なのでしょうか?
レセプションは、英国政府観光庁 日本代表のアシュリー・ハーヴィー氏の挨拶から始まりました。
とてもダンディーな素敵な方でした。そういえば、日本語でのスピーチでした。
おすすめは、「バルチ・カレー」というインドカレー、そして、ミシュランの星付きのレストランが4つある美食の街ということでした。
帰ってから調べてみると、バーミンガムは、インドをはじめ、パキスタン、バングラデシュからの移民が多い街で、カレーが有名なのだそうです。
後ほど、いただきましたが、鶏肉と野菜がごろごろと入った具だくさんのカレーで、少しグリーンっぽい色だったと思います。(ちょっと照明が暗かったので、写真を撮るのも四苦八苦!)
あまり辛くなくて、とても食べやすかったです。もちろん、美味しいです!
わたしは、ミシュランの星付きレストランには行きそうにないけど、インドカレーは大好きなので、ちょっと楽しみですね。(って、今のところ、行く予定はないのだけれど。。。)
それから、バーミンガム観光局のケイティさんから、英国第二の都市バーミンガムの観光の紹介があり、次に、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のキャサリンさんから、シェイクピアの故郷ストラトフォード・アポン・エイボンの観光について紹介がありました。
また、その後、堀さん(トルコ航空)と、井上さん(旅行会社の方かしら?)の、実際にバーミンガムを旅した二人の女性から、バーミンガム観光のおすすめを紹介していただきました。
まずは、バーミンガムの魅力から紹介します。
実は、バーミンガムは、宝飾の街で、英国の40%をシェアしているそうです。
主に銀細工ということでしたが、プロフェッショナル向けの市場では、個人でも購入できるところがあるそうで、銀細工好きとしては、かなり興味津々です。
また、街としては、2時間くらいのウォーキングで、ちょうどよく回れるくらいの大きさだそうです。
そして、運河があって、高低差のある街なので、高台から街全体を見下ろして見ることができるそうです。
これは、夜景がきれいに見られるっていうことじゃないのかしら?
▲自転車に関する製品も、英国式が根強く人気があるようですね。
そして、冬には、クリスマス・マーケットが開かれ、英国一大きいと言われているそうです。
絶対、冬は、夜景がきれいだと思います!(これは予想だけれど!)
それから、文化も盛んな街で、バーミンガム・ロイヤルバレエ団を持っており、そこには日本人のダンサーが6人も在籍しているのだそうです。意外と日本との関係も深いのですね。
あと、最近人気のPeaceというロックバンドもバーミンガム出身だそうです。わたしのなじみの名前だと、デュラン・デュランもバーミンガム出身らしいです。
そうそう、トルコ航空(ターキッシュ・エアライン)が主催に入っていて、「何故、トルコ?」と少し疑問に思っていましたが、その謎も判明。
トルコ航空は、週12便も、成田発、イスタンブール経由、バーミンガム着の便を飛ばしているのだそうです。
しかも、5年連続で、エアラインランキングの上位にランキングされているそうで、特に機内食の評判がいいらしい。
そうですよ、世界3大料理のトルコ料理ですよ。
日本から発の便には、日本料理もあるそうなのですが、やはりトルコ料理の機内食がおすすめのようです。
トルコ航空の機内食でトルコ料理を食べ、バーミンガムでバルチ料理を食べ、朝食はイングリッシュ・ブレックファーストで、世界の料理巡りの旅のようです。
世界の美味しい料理が集まるのも、英国の魅力ですよね。
それから、実は、偶然に、前日にインターネットで、ストラトフォード・アポン・エイボンの旅行記を見つけ、図書館の話を読んでいました。
ストラトフォード・アポン・エイボンの公共図書館と観光案内所が併設されているようでしたが、街の景観に合わせた外観に、中は近代的な図書館で、こじんまりとしているけど、とてもいい印象だったみたいです。
この日、偶然にも、バーミンガムでのおすすめスポットのひとつに、図書館を挙げられていて、またしても興味津々です。
2013年にオープンしたばかりの新しい図書館で、設計は女性の方だそうで、らせん階段があったり、とても温かみのある雰囲気の図書館だそうです。
建築だけでも見る価値があると言われていたので、図書館好きな方だけでなく、建築好きな方も是非、観に行ってみて欲しいです。
図書館の話のついでですが、ストラトフォード・アポン・エイボンの図書館には、世界で第二のシェイクスピア資料があるとか?(これは、前日に見た公共図書館のレポートとは、内容が合わないので、別の図書館があるのかしら?要調査です。)
その中には、400年前の日本について書かれている資料もあるそうです。
英国の人たちは、400年も前から、日本を知っていた?!
どんな風に見られていたのか、とても興味あります。
旅の途中に図書館に寄ってみるのも、楽しいと思います。
そういえば、大英博物館の図書館は、円形になっているそうです。
大英博物館には行ったのに、図書館までは気づかなかったので、こちらも次に行ったら、是非行きたいところ。。。
やはり、次の英国旅行は、図書館巡りになりそうです。
図書館の話に寄り道しましたが、ストラトフォード・アポン・エイボンの魅力を紹介します。
もちろん、シェイクスピアの生地として、有名な街ですが、来年2016年は、シェイクスピア生誕400年に当たるそうです。
シェイクスピアの生家では、「ロミオとジュリエット」の寸劇が見られるそうです。
また、シェイクスピアの妻のアン・ハサウェイ(女優さんではない)の家は、薔薇がきれいに咲いているそうです。
「ホールズ・クロフト」という、シェイクスピアの子供が住んでいた家は、英国伝統料理が食べられる施設になっているそうです。
もちろん、街は、昔の面影のあるロマンチックな佇まいだし、観光には、とても力を入れているように感じました。
そして、こんな素敵な街で育ったサイモンが素敵なのも頷けます。うんうん。
ストラトフォード・アポン・エイボンへは、バーミンガムから電車で40分だそうです。
ロンドンからは、1時間半~2時間くらいなので、バーミンガムからの方が近いです。
もちろん、バーミンガムへは、トルコ航空で!ということですね。
最後にトルコ航空のムスタファさんから乾杯の挨拶があったのですが、とても聞きやすい英語でした。
日本人の英語と似ているのかしら?
少し、英語のリスニングも出来て、大満足♪
そして、立食形式で、英国料理をいただきました。
▲ジンジャードリンクが美味しかった!
お酒があまり飲めないので、ウーロン茶ばかり飲んでいたのだけれど、ワインとも違う、ちょっと濁った感じのドリンクが気になり聞いてみたところ、「ジンジャードリンク」で、ソフトドリンクだということなので、試してみました。
美味しかったけれど、結構、生姜の味がしてました。
▲シェパーズパイも、出来立てのアツアツで、美味しかったです!
▲他には、ソーセージのミートパイや、トマトとスイカのサラダとか、いろいろなお料理がありました。
▲ちいさなココットに入って並べられたクレームブリュレが可愛かった♪
あとは、フルーツの大きな盛り合わせなどがありました。
照明が少し暗めで、写真を撮るのに、かなり苦戦しました。
iPhone5sで撮った写真と、Eos Kiss X50で撮った写真が混在していますが、料理写真は、ほとんどiPhoneです。
▲長州ファイブの写真が飾られていました!
いいんですか?(ここは英国大使館なのに。。。)
部屋に飾られている絵や、写真、調度品なども写真の練習も兼ねて撮っていたのですが、長州ファイブの写真に気づいたときは、本当にびっくりしました。
上段の右が伊藤博文で、下段の左が井上馨だそうです。
実は、申し込みのアンケートを書く際に、長州ファイブの像(?)がロンドン大学にあるらしくて、「それをいつか見に行きたいな」と頭を過ぎったのですが、さすがに書かなかったんです。
ロンドン大学に私費で留学したのが、この5人です。この写真もロンドンで撮ったのかしら?
ロンドンのシャーロックのロケ地などにも興味があるけれど、まだ行ったことのない地方にも行ってみたいですよね。
まず、手始めは、バーミンガムと、ストラトフォード・アポン・エイボンがいいでしょうか?
トルコ航空も、かなり気になっています。
もちろん、美味しい英国料理も!