カテゴリー別アーカイブ: SHERLOCK

「コメンタリー」では、シャーロッキアンな制作の人たちの会話もマニアックでおもしろかったです。
シーズン2は、第1話が「愛」、第2話が「恐怖」、第3話が「死」、この3つをシャーロックが体験するということで、ベネディクト・カンバーバッチの演技が見ごたえありました。
やはり、若いシャーロックということで、シーズン1は、その天才ぶりと変人っぷりが見所だったかな？（新解釈？）と思うのですが、シーズン2は、いろいろなことを経験していく過程のシャーロックが見られて、新鮮でした。
第1話の「あの女」アイリーン・アドラーとのかけひきは、意外過ぎておもしろかった。
第2話は、「バスカビル家の犬」を元にしたお話で、おびえているシャーロックの、そのおびえ方に、「何か変だ？」と思う、、、そこまでの異常な「恐怖」を演技しているカンバーバッチがすごいです。
だが、第2話は、かなりきっちりした感じというか、シーズン1までで期待していた「シャーロック」に戻った感じでした。
そう言えば、第2話でジョン（マーティン・フリーマン）が着ているコート（モッズ風コート？ちょっと違う）が、「似合わない」ということが、コメンタリーで言われていて、同感でした。。。（笑）
そうそう、マーティンは、役になりきって、独り言を言ったりできるそうです。
すごいのは、わたしも気がついたら、マーティンを見て「ジョン」と呼んでいました。
個人的には、マーティンのジョンが、シャーロックをたしなめるところが好きです。
この、微妙な力関係ね。。。

さて、第3部の「死」ですが、、、ネタバレですけど、今さらですからいいですよね。
「シャーロックが死んでしまう」（でもシーズン3もあるから、本当は死なないんだろう？）とは知っていたけれど、、、モリアーティに追い詰められて、その追い詰められていく演技のカンバーバッチもすごいんだけれど、、、、でも、本当は違っていて、というシーズン3第1話の種明かしと、、、「シャーロックが死んじゃうらしい」「どうやって？」と思っていたのに、思いがけなく「モリアーティが死んでしまう」というどんでん返しに、かなりびっくりしました。
シャーロックは「自殺願望がある」とプールのときから気付いていたらしいのですが、、、そうなんですか。

そして、この「死」を偽装する件ですが、、、何故？ジョンにも教えないで？
シーズン3第1話で、ジョンが、シャーロックを殴るシーンの、ジョンの顔というか、目が怖すぎです。（笑）
そして、、、「死」の偽装に関わっていて、「シャーロックは本当は死んでない」と知っているのに、シャーロックのいない間に、新しい恋人を見つけ、婚約しているモリーが、「さすがBrit Girl！」です。
シャーロック、、、「モリーは、待っててくれてる」（死んでないの知ってるから）と思っていたのかしら？
そう言えば、モリーの婚約者に会ったシャーロックの反応（握手を求める）、、、あれは、どうなのかしら？なんか、ちょっと意味深だったけれど、よくわからなかった。
直前に、モリーが「そういう人が好きなのかもしれない」みたいなことをポツリと言うのとあわせて、、、よくわからない。。。
モリーの婚約者、背が高いくらいしか、シャーロックとの共通点を見つけられなかったけれど、、、シャーロックも、「自分に似てる」と思ったのかしら？どうなのかしら？
ここ、、、「コメンタリー」で解説欲しかった！
そうそう、モリーは、レギュラー陣で、唯一のドラマオリジナルのキャラクターなのだそうだ。
前に、書いたように、だいぶん、ドラマの鍵となるところに噛んでいる人物でもあり、シャーロックも、その重要性に気付いたところで、、、本気の新恋人出現。。。やるな、Brit Girl！
だがしかし、、、重要性だけで、近づいたり、優しくしてみたりされても、「どういうつもり？」って思うのは、モリーだけじゃない！
なかなか、おもしろい役でした。（って、まだ2話あるけど）

実は、まだ、「モリアーティが死んだ」っていうのが、信じられないんだけれど。。。
残り2話、戻ってきたシャーロックが、どうなるのか、楽しみです。
さすがに、あの帽子をサービスで被ってあげたり、モリーに優しくしてみたり、、、
少しは、協調性や、優しさも感じられたので、シャーロックの変化が楽しみです。
もちろん、カンバーバッチと、マーティンの演技も♪

SHERLOCK/シャーロックシーズン1-3 コンプリート DVD-BOX

ベネディクト・カンバーバッチ KADOKAWA / 角川書店 2015-01-06

売り上げランキング : 10047

[広告]

SHERLOCK

「SHERLOCK」シーズン2を見始めました。まさかの「女」！

2015年7月12日ちあぼん

「SHERLOCK」シーズン2第1話を見ました！
まさかの、「女」が出てきて、おもしろくなる展開にびっくりしています。
しかも、「あの女」が出てきて、モリーが、またいい味出してくるというのも、おもしろいです。
そう思うと、シーズン1から、地味ながら、いいところに絡んできていたことに気付かされるモリー、いい味出してます。
なかなかの重要人物なのでは？
「もう少し優しくしてやれ、シャーロック」とも思うけど、実は、「冷たくされる方が好き」とか見抜いてやってる訳じゃないですよね？

そうそう、「コメンタリー」というのを、ぽちっと押してみたら、カンバーバッチはじめ、関係者がコメントしたバージョンが入っていました。
知らなかった。
それによると、シーズン1のラストと、シーズン2第1話のはじまりのシーンは、同じプールでモリアーティとのシーンなのですが、途中から、シーズン2第1話のために撮ったのだそうです。
1年半ぶりに、同じスーツを着て、同じプールの周りに集まって、前回のシーンの続きを。。。
（ただし、、、真夏にコーデュロイのスーツ。。。）
全然、気付かなかった！
カンバーバッチの顔も、全然、変わってない、、、よね？すごい。
「コメンタリー」は、おもしろい話題が満載っぽいので、はじめの方だけ見て、後でゆっくりと見ます。

「あの女」と「モリアーティ」の力関係も、どちらが上なのか、微妙です。
シーズン1では、モリアーティの黒幕がいるらしいと思っていたのですが、
「あの女」は、モリアーティのクライアントのようです。
この辺も、おもしろそう。

あと、シャーロックと兄マイクロフトとの関係。
これは、浅見光彦（by内田康夫）を思い出させます。
「いや、普通逆だろ」って突っ込まれそうですが。
たぶん、シャーロック・ホームズって、小学生の頃に、子供向けに書かれたものしか読んでいないので、ちゃんと原作を読んでみたいと思いました。
なんか、いろいろつながるのも、おもしろいです。
それから、ドラマの方ですが、マイクロフト役の方は、製作総指揮の方なんですね！

ネタバレだけど、、、「あの女」関係。。。
結局、死んでるのか、生きてるのか？
生きてるとしたら、やっぱり、シャーロックは知っているのか？
（あのシーンのように）その場に居合わせて逃がしたのか？
携帯のロック（LOCK）を「SHER」にしてたのは、やっぱり、シャーロックを好きなのか？
（それとも、英国ジョーク？ただのゲーム？）
いろいろ言った後で、一応謝罪してるのは、やっぱり好きなのか？
あの動揺の仕方は、好きとしか思えない！
って、そんな展開になると思わなかった！
もっと男臭いドラマだと思ってたんだけど。
が、なんか、急に、興味津々になってきた！
シーズン1も、見終わって「はまった」と思ったけど、今度こそ完全にはまりました！

いやいや、やっぱり、少なからず意識している女性が、携帯の暗証番号を自分の名前にしていたら、嬉しいですよね？
例え、シャーロックでも。。。

あと、一番最初のプールのシーンで、ジョンが着ているコートって、、、あの、爆弾の上に着ているコート、、、モッズコートですよね？

SHERLOCK/シャーロックシーズン2 [DVD]