横浜三塔のひとつ「クイーンの塔」が有名な横浜税関の庁舎見学に行ってきました。
久々の横浜♪
朝からの雨も止み、満喫してきました。
受付を済ませると、エレベーターで7階まで。
ちなみに受付にいるこの子は「カスタム君」という税関のイメージキャラクター。
麻薬探知犬をモデルにしているそうだ。
屋上からクイーンの塔を間近に見ることもできるほか、横浜港も見渡せ、とても景色が良かったです!
なんと東京スカイツリーも見えるということで、図示してあった写真と見比べると、たしかにそのあたりにスカイツリーの先端らしきものが見えました!
そうそう、このクイーンの塔は、計画段階では、近くにある神奈川県庁のキングの塔より低かったのだそうです。
税関は国の建物なのに、県の建物より高さが低いのはダメだということで、一部の階を削って、塔の部分を高くしたというエピソードがあるそうです。
▲7階から見た横浜港。
象の鼻パークに「象の鼻」が出来ていた!
もちろん、大桟橋や赤レンガ倉庫もパノラマで見られて、、、
この間見た「あぶない刑事」のシーンを思い出したりしていました。
▲7階の屋上から中庭を見ると、丸い建物の屋根があり被写体としておもしろかった!
この7階の屋上では写真をいっぱい撮りました。
見晴らしも、本当によくて楽しかったです。
その後、エレベーターで3階に移動して、旧会議室や旧応接室、そして旧税関長室を見学しました。
▲旧会議室の長ーいテーブル。
なんとなく、この辺りでは、韓国の大統領の別荘(青南台)を思い出していました。
▲旧応接室。
ここでは、エリザベス女王が来日されたとき、休憩をされたそうです。
ちょっと調べてみました。
エリザベス女王が来日されたのは1975年5月7日のことだそうです。
エリザベス女王が来日されたのは、このときだけで、フィリップ殿下も一緒に来日され、パレードも行われています。
横浜には、保土ヶ谷区にある英連邦戦没者墓地に行くために寄られたようですね。
ここはウィリアム王子が来日されたときに訪問された場所であり、チャールズ皇太子とダイアナ妃も訪問されています。
▲インスタグラムに「税関旗」の写真があったので追加!(iPhone5sで撮影)
もちろん、一番偉いのは税関長で、その席がどーんと待ち構えているわけです。
だけれど。。。
▲窓際に置かれた、少し小さな机と椅子。
こちらが、第二次世界大戦後、連合軍に接収されていたときに、司令官だったマッカーサー元帥が使用したと言われている机と椅子だそうです。
「座っていい」って言われてたので、皆、座って写真を撮っていました。
▲照明もデザインが凝っていて、洒落ていましたね。▼
各部屋に説明係の方がいらっしゃって、いろいろなエピソードを話してくださるのがおもしろかったです。
エリザベス女王の話も、偶然聞けました。
そうそう、実は、この庁舎も建替えの予定があったそうです。
それが、ちょうど阪神淡路大震災が起き、建替えの予算がそっちへ行ってしまって延期になっているうちに、この庁舎が歴史的に価値のある建物だということになり解体できなくなってしまったそうです。
不幸中の幸い。
本当に解体されなくて良かったです。
▲市松模様と言えば、中庭が、タイルと緑で市松模様になっていました。
これも素敵♪
▲横浜税関の1階は「横浜税関資料展示室(Yokohama Customs Museum)」になっていて、横浜グランドミュージアムのひとつです。
密輸の実態やブランドの模造品などが展示されています。
▼横浜税関資料展示室 バーチャル展示室
横浜税関庁舎見学は、年に4回ほど実施されているそうです。
もちろん無料で見学できます。
そうそう最後に横浜税関のポストカードをもらいました。
見晴らしも、とても素晴らしいし、横浜の歴史も知ることができ、写真を撮ってもいい。
マッカーサーの座った椅子にも座れます。
おすすめです。