カテゴリー別アーカイブ: ソウル旅

【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「昌徳宮」へ

世界遺産「昌徳宮」(ちゃんどっくん)へも行きました!

進善門@昌徳宮
▲「進善門」(ちんそんむん)です。
って、、、「昌徳宮」って言ったら、正門の「敦化門」(とんふぁむん)が有名なのですが、、、撮ってない?!
もしかしたら、ぶれてる写真で削除したのかも?汗
ガイドさんのお話でわかったのですが、「敦化門」は韓国で最古の門になるそうです。

実は、昨年の夏には、「昌徳宮」の奥にある「秘苑」のツアーに参加しています。
秘苑」は、ガイドツアーじゃないと入れなくなっています。(オススメ!)
以前は、「昌徳宮」自体もガイドツアーに参加しないと入れなくなっていましたが、
現在は、「宗廟」がガイドツアー形式になっていて、やり方をいろいろと変えているそうです。
なので、ソウルに行く前に、現在は、どのような方式で入場できるのか、
日本語のツアーは何曜日の何時にあるのか等を調べていったほうがいいですね。

今回は、「昌徳宮」の主要な宮殿の辺りを、ツアーのガイドさんと一緒に観光しました。

昌徳宮
昌徳宮
▲「仁政殿」(いんじょんじょん)。「昌徳宮」の中心的な場所。
広場で、公式行事が行われました。石に階級が書かれているんです。

仁政門@昌徳宮
▲「仁政殿」の前にある「仁政門」の一部ですが。。。
扉の大きさが、真ん中だけ大きいのです。
真ん中は、王様が通る扉なので大きいのだとか。

王座
▲「王座」というか「玉座」というのか?
背後に太陽と月が描かれた同じ絵があるのが特徴なんですよね。
それから、シャンデリア!現代のシャンデリアとはイメージ違いますが、大きな丸い電球を黄色い布でデコレーションしたものがあります。
家具なども洋風のものが使われていたのが残されていました。

昌徳宮
▲「仁政殿」を別の角度から!

今まで、「昌徳宮」自体は、実は、そんなにゆっくりは見ていなかったのです。
特に説明を受けた訳でもなく、ひとりで歩いてみただけ。
なので、初めて知ることも多かったです。

青い屋根@昌徳宮
▲この青い瓦の建物で、王様が執務をしていたんだそうです。
そこから、大統領官邸も青い屋根にし、「青瓦台」(ちょんわで)と呼ばれているそうです。
写真、ぶれてますが。。。これしかなかった。。。汗

日時計@昌徳宮
▲日時計も配置されています。

また、日本の皇室から、李王朝最後の皇太子である李垠(いうん)氏に嫁いだ李方子(いぱんじゃ・まさこ)さんも、この「昌徳宮」で暮らされていたそうです。
そんな訳で、李方子さんや、李垠氏についても、いろいろお話を聞くことができました。
おふたりは、政略結婚ではあったけれど、とても仲の良いご夫婦であったこと、それが少し救いに思いました。
また、ふたりの息子である王世子李玖(いぐ)氏の運命も波乱に満ちていて、ここで李王朝の直系は絶えてしまうことになります。
それにしても、本当に歴史の荒波に巻き込まれたという感じ。。。

車寄せ@昌徳宮
▲李方子さんらが暮らされた頃の「車寄せ」。ホテルみたいです。
古い建物も残っていれば、近代に作り変えられたものも残っているのが面白いです。

シャンデリアもそうですが、「水辣間」(すらっかん)という王室の台所もオーブンが入れられて近代的に変わっていました!

そういう、近代まで使われていたという、時代の流れがわかるのが、世界遺産に選ばれた理由なのでしょうね。
いろいろと説明を聞いてみると、とても面白い建築物であるとわかりました。

今回、あまりいい写真が撮れていなかったりするので、ゆっくりと写真を撮りに行ってみたいです。

【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「宣陵」へ

思いっきりソウル・江南の街中にあるらしく、
でも、なかなか行けないでいた世界遺産「宣陵」へも行ってきました。
江南と言ったら、おしゃれな街のイメージで。。。
でも、本当に街のど真ん中で、すぐ脇を自動車がびゅんびゅん走ってるところにありました。

宣陵遠景
▲周りは公園になっていました。

この日は、本当に、いいお天気で、青空がきれいだったので、緑の芝生が映えていました。

宣陵
宣陵
▲こんもりとした円墳。
こういう古墳を見るのって、あんまり機会なくて、面白かったです。

宣陵
▲王陵の前には、大きな石の像がありました。
その向こうには、ビルがにょきにょきです。

本当に、こんな街中に、王様のお墓が残っているって不思議だけれど、これがソウルの街の面白いところですね。
街中と言っても、この王陵が出来たときには、かなり街の外れだったんですよね。

結構、街が大きいので、、、また行けるか、わからない。。。
公園の半分も歩いていないと思うので、ゆっくり散策など出来たら、いいんですけどね。。。

【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「水原華城」へ

今回のツアーで、一番行きたかった場所「水原華城」!

水原川 華虹門付近
▲「水原川」(スウォンチョン)。水がきれいな街のイメージ。

韓流ドラマ「イサン」の正祖(チョンジョ)が、遷都するため建設し、完成したのに、移転するまでに亡くなってしまったため、使用されることもないまま、残された幻の都ですね。

水原華城 華虹門
▲扁額には「華虹門」(ファホンムン)。「北水門」(プッスムン)とも言うみたい。
その名の通り、北にある水門。虹がかかったりしたのかなぁ?

今回のツアーでは、ガイドさんのお話も聞くことができました。
水原に遷都したのは、お父さんである「思悼世子」(サドセジャ)のお墓の近くに都を置こうと思ったからなのだそうです。
このとき、イサンが、もう少し長生きして、遷都されていたら、、、ソウルの街は、水原の街は、どうなっていたんでしょうね?

水原華城 訪花隋柳亭から見える龍池
▲「水原華城 訪花隋柳亭(パンファスリュジョン)から見える龍池」。
後から調べたんですが、、、たぶん合ってる。汗

訪花隋柳亭
▲「訪花隋柳亭」(パンファスリュジョン)は、こちら。
世祖がここで宴会をしたとか。見晴らしが、とても素晴らしかったです!

写真もいっぱい撮りました!
のつもりだったのですが、、、あんまり、うまく撮れてない。。。
ツアーなので、写真を撮っていると置いてけぼりになっちゃうのです。
なので、あんまりゆっくり撮れなくて。。。

花もきれい
▲花もきれいだったんです。
これって、もしかしてムクゲ?と思ったけれど、、、葵かな?

東西南北で、違う色の旗が立っているのだそう。
最初に立ち寄ったのは、北なので黒なのだとか。

緑と青と城壁のコントラスト!
▲緑と青と城壁のコントラスト!
ここは、もう青い旗かな?まだ黒い旗かな?

夏だからだと思いますが、芝生がきれいな緑色で、城壁の色を境に、抜けるような青空と白い雲が、とても素敵なコントラストで、清清しい場所でした。
めちゃくちゃ暑かったけれど。。。

それから、バスで、朝一に向かったので、知らぬ間に熟睡。。。
それなのに、ガイドさんの話は、ところどころ覚えている、、、睡眠学習?!
やっぱり、バスで連れて行ってもらうのはラクチンだけれど、、、
自分で調べて、電車に乗って行く、っていうのは、「旅の楽しみだなぁ」と思いました。
なので、水原は、また、ゆっくり訪れてみたいです。