桜木町のコレットマーレ「土古里」で平日限定日替わり純豆腐定食。

映画「王になった男」を観に行った横浜ブルグ13は、桜木町駅前のコレットマーレにあります。
横浜ブルグ13と同じフロアにある韓国料理の「土古里」で映画までの時間、ランチしました。
土古里コレットマーレ店

コレットマーレのレストランは、みなとみらいが見渡せて、景色がいいです♪
この日の席は、窓側のカウンター席でした。

韓国料理のお店なんだけれど、山形牛がこだわりらしい。
お肉のメニューも豊富でした。

土古里 エビとチーズの純豆腐

でも、選んだメニューは、平日限定の日替わり純豆腐定食。
平日に行けることも珍しいし、肌寒い日だったので、純豆腐日和?!
この日の日替わり純豆腐は、「エビとチーズの純豆腐」(1100円)でした。
女性に人気らしい♪

土古里 純豆腐定食

エビとチーズのほかに、アサリや豚肉、しいたけなども入って、盛りだくさん。
熱々だったので、寒い日にぴったりでした。
エビの出汁が出ていて、パスタのオーロラソースみたいでした♪
辛いけどね。
定食セットには、チョレギサラダとごはん付き。
コーン茶がお水代わりに出て来ました。

ちょっと残念なのは、、、映画の半券サービスについて、店舗内(入口にも)に何も書かれていないし、チケット持ってたのに、何も言われなかったので、対象外なんだと思っていたけど、そうじゃなかったらしい。
他のお店だと、聞いてくれるのになぁ。

土古里 Colette・Mare みなとみらい店焼肉 / 桜木町駅馬車道駅みなとみらい駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

「王になった男」を観てきました。「光海君」いろいろ。

イビョンホン氏主演の「王になった男」(광해, 왕이 된 남자)を観てきました。
映画の感想は少ないけど、ネタバレの部分もあるので、映画観てから読んでください。

イビョンホン氏の初の時代劇で、一人二役。光海君(광해군)という実在の王とその替え玉の役。

何故か、この人「光海君」には興味があって、ちょっと調べたりしているのですね。
まず、名前が「」で終わっている王は、ふたりしかいなくて、目立つ。
それから、「慶熙宮」(キョンヒグン)という宮殿がパワースポットということで、調べてみたところ、光海君の時代に、「王気が漂う」言われ、光る岩があったとか?で、その岩を見に行ったりしました。
この「慶熙宮」は、その「王気が漂う」と言われたときに、光海君が建てた宮殿らしいです。
そして、この地は、とても日本と歴史的にも深く関わっていて、日本統治時代に、日本がこの宮殿を壊していました。
その跡地にあった京城中学校に通っていたのが、中島敦
実は、中島敦が小学生・中学生時代をソウルで過ごしていたと知り、調べていたときにも、ここに行き当たっていたんですね。
パワスポとして、中島敦のゆかりの地として、訪ねてみたのが、「慶熙宮」でした。
そう言えば、宝塚動物園にいたの「サクラ」が、ソウルの動物園にいるという話から、ソウルの動物園について調べていたときにも、日本統治時代のこの地に動物園があったということで行き当たっていたので、ここまで重なったら、興味持たない方が変ですよね?(動物園があったのは昌慶宮の間違いでした)
実は、ちょっと時間があまり取れなかったので、またじっくりと行って見たいと思っている地です。
そうそう。今は、「慶熙宮」は再建(復元)されていました。
ファン・ジニ」のロケ地としても使われたそうで、もしかして「王になった男」でも使われているのかな?
(「ファン・ジニ」のロケではグンちゃんも行っているらしい。)

そんな訳で、ちょっとだけかじった歴史でも、どうやら次男だったのだけれど、王になったので、敵が多かったらしいとか。
王気が漂う」というのは「新しい王の出現」という意味があるそうで、もしかしてクーデターを予感していたのか?とか。
今回調べてみたら、側室の子で、だいぶん下に正室の子が生まれているそうなので、そのことなのかな?
映画では、あまりそういう背景(兄弟関係)は描かれていなかったけど、クーデターにおびえていたというのはあったのでしょうね。
徳川家の家光に、時期も同じくらいで、ちょっと似てる立場かも?
あと、大海人皇子(弟)が起こしたのが「壬申の乱」。クーデター起こす方だけど。。。
※ちょっと勘違い!「壬申」と「壬辰」は音が同じなだけだったんだ。。。
なんか、引っかかるところのある人なんだよね。
そうそう、「」で終わっているのは、クーデターにあった王なので、亡くなった後に送られる名(祖とか宗がつく名)がないのだそう。

と、、、あまり映画の話になっていない。。。
映画は、、、フィクションなんですね。。。
空白の15日間」というのは、その間の王に関する記述が残っていないということなのかな?
その15日間の後に、光海君が、暴君から、人間らしい王に変わったという事実はあるのかな?
映画の「空白の15日間」の解釈も、おもしろかった。
王よりも、王らしくなってしまった偽王
その偽王のために、死をも厭わないサウォルト部将
ト部将が戦っているのをみながら、泣いてしまいました。
王妃や、替え玉の仕掛け人ホギュンも、偽者とわかっていても、「この人が王だったらな」って少し思っていたんじゃないかなぁ。
そんな人の心を惹きつける魅力のある、、、「道化師」と言われているけれど、「俳優」だよね。そういう意味では、「イビョンホン氏、俳優として、いい役を選んだな」と思いました。

クーデターにあった王なので、暴君と思われがちだけれど、最近は再認識されて評価されている部分もあるらしい。
映画の中でもあったけれど、土地を持っている人から税金を取る(土地を持たない人から税金を取らない)とか、戦争に人民を送らないとか、明(中国)に楯突いた唯一の王らしいとか、結構、人民のことを考えていて、いい意味でのプライドの高い王だったんじゃないかな?

あと、どの時代の人なのか、いまいちよくわかっていなかったのだけれど。。。
豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄の役/壬辰倭乱)に、もちろん朝鮮側で参加していて、そのときの傷が胸にあるというのが、本物の王か偽王かの決め手になっていましたね。

これで、結構、いろいろな歴史映画や歴史ドラマがつながってきて、いろいろ観たくなってきました。
壬辰倭乱」(イムジンウェラン)と言ったら、「不滅の李舜臣」で李舜臣を演じたのがキムミョンミン氏。
イヨンエ氏の「宮廷女官キム尚宮」のキム尚宮が、映画に登場した「キムゲシ」らしい。
映画観ながら、名前が「ケシ」で、けしの花?と思っていましたけど。。。
韓方の祖ホジュン(許浚)は、光海君の母を治療して、宣祖(光海の父)の時代に活躍していたらしい。

でも、、、クーデター後、済州島に流されて、結構長生きしたらしい光海君の波乱万丈の一生を、大河ドラマみたいに観てみたい。
やっぱり興味あるなぁ、光海君

【映画パンフレット】 『王になった男』 出演:イ・ビョンホン.リュ・スンリョン.ハン・ヒョジュ
B005DYN7E4

by カエレバ

【ガイドブックレビュー】韓国の歴史をめぐる旅ソウル編

韓国の歴史にスポットをあてたガイドブック、と言っても、写真がいっぱいできれいな見て楽しく、行ってみたくなるガイドブックです。

特に、王宮や、博物館などの情報が詳しく載っています。
韓国の歴史ドラマを例に説明されていたりするので、ドラマも歴史もわかりやすい!
「あのドラマ、見てみたい」と思ったりしながら読んでいました。
朝鮮王朝の豆知識なども載っているし、ドラマ見ながら読んでもいいかも?
そして、その場所に行ってみたくなる、そんなガイドブックです。

また、鐘路や仁寺洞ギル、光化門広場などの、いつもの場所の歴史なども書かれています。
仁寺洞ギルの曹渓寺(チョゲサ)の辺りが、「イサン」のソンヨンが働いていた「図画署」(トファソ)のあったところで、小さな石碑があるらしい!次に行ったら、探してみないと!

あと、博物館の情報は、普通のガイドブックには載っていないような博物館も載っていて、行ってみたいと思ってるんだけれど、、、なかなか行けないのよね。。。
「韓国映像資料院」とか興味あるのだけれど、ハングル読めないとむずかしいかな?
韓方の「ホジュン博物館」も載っていて、韓方に興味を持ってきたところなので、ここも行ってみたいな。

実は、これも、図書館で借りたんだけれど、、、同じ著者の新しいガイドブックが出ているようで、、、買うんなら、そっちかなぁ?

韓国の歴史をめぐる旅 ソウル編 (キネマ旬報ムック)
藤田 麗子 崔 漢勝
487376730X