【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「宗廟」へ

現在「宗廟」は、ツアーガイドと一緒に回るようになっています。
そのため、ガイドの言語によって、時間が決められています。
今回は、日本語ガイドの時間に、ツアーごと参加しました。


▲すみません。横に長いので、一枚に収まらないので、、、動画です。
しかも、落ち着きのない動画ですみません。。。

ガイドさんは、朴さん。
すっとした美人!(すっとしたって、関西のほめ言葉?!)
日本語も、かなりきれいな発音でした。(動画のとおり)

宗廟ガイド 朴さん
▲制服のチマチョゴリは、現代風にアレンジされたものだそうです。

宗廟 正殿
▲こちらは「正殿」(チョンジョン)。
先程の落ち着きのない動画に写っている建物です。

動画の中でも説明されていますが、最初はこんなに長くなかった!
途中で屋根の色が変わっています。
最初は、ここまで作られて、後から増築したらしい。
左側(西)から作られて、右に伸びていったのがわかるのも、おもしろいです!
ちなみに、一番左(西)の小屋のようになっているところが、1代目の太祖の部屋だそうです。

宗廟 永寧殿
▲「永寧殿」(ヨンニョンジョン)

さらに、こちらの「永寧殿」は「正殿」にまつられていなかった王と王妃を後からまつっています。
ちなみに、こちらは、真ん中から作られたのだそう!
真ん中にひとつ大きい屋根がつくられていますね。
ここが少し高くなっていて、位も高いのだそうです。
まず、ここの部分が作られて、その後、横に伸びていったそうです。
こういう違いも、おもしろいですね!

宗廟の中の道
▲宗廟の中の道も、おもしろいです。
道の真ん中に、このような石が置いてあるのですが、、、
一番真ん中が高くなっています。
ここがまつられている王様の魂が通る道。
その隣の少し低い石の道が、儀式をする王様が通る道なのだそうです。
他の施設では、石の道も「王様気分で歩きましょう」と言われたのですが、
ここの真ん中の道は、歩いてはいけないそうです!

ほかにも見所は、いっぱいあったと思うのですが、とりあえず、まだ、これくらいです。。。
世界遺産も、「一回行けばいいかな?」って思ってたけれど、ちょっとづつ、いろいろな知識が増えていくのも、おもしろいですね。

【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「昌徳宮」へ

世界遺産「昌徳宮」(ちゃんどっくん)へも行きました!

進善門@昌徳宮
▲「進善門」(ちんそんむん)です。
って、、、「昌徳宮」って言ったら、正門の「敦化門」(とんふぁむん)が有名なのですが、、、撮ってない?!
もしかしたら、ぶれてる写真で削除したのかも?汗
ガイドさんのお話でわかったのですが、「敦化門」は韓国で最古の門になるそうです。

実は、昨年の夏には、「昌徳宮」の奥にある「秘苑」のツアーに参加しています。
秘苑」は、ガイドツアーじゃないと入れなくなっています。(オススメ!)
以前は、「昌徳宮」自体もガイドツアーに参加しないと入れなくなっていましたが、
現在は、「宗廟」がガイドツアー形式になっていて、やり方をいろいろと変えているそうです。
なので、ソウルに行く前に、現在は、どのような方式で入場できるのか、
日本語のツアーは何曜日の何時にあるのか等を調べていったほうがいいですね。

今回は、「昌徳宮」の主要な宮殿の辺りを、ツアーのガイドさんと一緒に観光しました。

昌徳宮
昌徳宮
▲「仁政殿」(いんじょんじょん)。「昌徳宮」の中心的な場所。
広場で、公式行事が行われました。石に階級が書かれているんです。

仁政門@昌徳宮
▲「仁政殿」の前にある「仁政門」の一部ですが。。。
扉の大きさが、真ん中だけ大きいのです。
真ん中は、王様が通る扉なので大きいのだとか。

王座
▲「王座」というか「玉座」というのか?
背後に太陽と月が描かれた同じ絵があるのが特徴なんですよね。
それから、シャンデリア!現代のシャンデリアとはイメージ違いますが、大きな丸い電球を黄色い布でデコレーションしたものがあります。
家具なども洋風のものが使われていたのが残されていました。

昌徳宮
▲「仁政殿」を別の角度から!

今まで、「昌徳宮」自体は、実は、そんなにゆっくりは見ていなかったのです。
特に説明を受けた訳でもなく、ひとりで歩いてみただけ。
なので、初めて知ることも多かったです。

青い屋根@昌徳宮
▲この青い瓦の建物で、王様が執務をしていたんだそうです。
そこから、大統領官邸も青い屋根にし、「青瓦台」(ちょんわで)と呼ばれているそうです。
写真、ぶれてますが。。。これしかなかった。。。汗

日時計@昌徳宮
▲日時計も配置されています。

また、日本の皇室から、李王朝最後の皇太子である李垠(いうん)氏に嫁いだ李方子(いぱんじゃ・まさこ)さんも、この「昌徳宮」で暮らされていたそうです。
そんな訳で、李方子さんや、李垠氏についても、いろいろお話を聞くことができました。
おふたりは、政略結婚ではあったけれど、とても仲の良いご夫婦であったこと、それが少し救いに思いました。
また、ふたりの息子である王世子李玖(いぐ)氏の運命も波乱に満ちていて、ここで李王朝の直系は絶えてしまうことになります。
それにしても、本当に歴史の荒波に巻き込まれたという感じ。。。

車寄せ@昌徳宮
▲李方子さんらが暮らされた頃の「車寄せ」。ホテルみたいです。
古い建物も残っていれば、近代に作り変えられたものも残っているのが面白いです。

シャンデリアもそうですが、「水辣間」(すらっかん)という王室の台所もオーブンが入れられて近代的に変わっていました!

そういう、近代まで使われていたという、時代の流れがわかるのが、世界遺産に選ばれた理由なのでしょうね。
いろいろと説明を聞いてみると、とても面白い建築物であるとわかりました。

今回、あまりいい写真が撮れていなかったりするので、ゆっくりと写真を撮りに行ってみたいです。

【2012夏 母娘3人ソウル旅】世界遺産「宣陵」へ

思いっきりソウル・江南の街中にあるらしく、
でも、なかなか行けないでいた世界遺産「宣陵」へも行ってきました。
江南と言ったら、おしゃれな街のイメージで。。。
でも、本当に街のど真ん中で、すぐ脇を自動車がびゅんびゅん走ってるところにありました。

宣陵遠景
▲周りは公園になっていました。

この日は、本当に、いいお天気で、青空がきれいだったので、緑の芝生が映えていました。

宣陵
宣陵
▲こんもりとした円墳。
こういう古墳を見るのって、あんまり機会なくて、面白かったです。

宣陵
▲王陵の前には、大きな石の像がありました。
その向こうには、ビルがにょきにょきです。

本当に、こんな街中に、王様のお墓が残っているって不思議だけれど、これがソウルの街の面白いところですね。
街中と言っても、この王陵が出来たときには、かなり街の外れだったんですよね。

結構、街が大きいので、、、また行けるか、わからない。。。
公園の半分も歩いていないと思うので、ゆっくり散策など出来たら、いいんですけどね。。。